アジア研究教育拠点事業「物質・光・理論分子科学のフロンティア」概要
日本学術振興会は、平成17年度より新たな多国間交流事業として、アジア研究教育拠点事業(以下アジアコア事業)を開始しました。本事業は「我が国において先端的又は国際的に重要と認められる研究課題について、我が国とアジア諸国の研究教育拠点機関をつなぐ持続的な協力関係を確立することにより、当該分野における世界的水準の研究拠点の構築とともに次世代の中核を担う若手研究者の養成を目的として(日本学術振興会ホームページより抜粋:http://www.jsps.go.jp/j-acore/00gaiyou_acore.html)」実施されるものです。
分子科学研究所は、「物質・光・理論分子科学のフロンティア」と題して、分子科学研究所、中国科学院化学研究所、韓国科学技術院自然科学部、台湾科学院原子分子科学研究所を4 拠点研究機関とする日本、中国、韓国、台湾の東アジア主要3カ国1地域の交流事業の申請を行って参りましたが、この度18年度開始事業(23年度3月まで)として採択され、実際の研究交流がスタートします。
アジアコア事業の特徴の一つとして、互いに対等な協力体制に基づく双方向交流が挙げられます。本事業においても、4拠点研究機関のそれぞれがマッチングファンドを自ら確保しており、今後、双方向の活発な研究交流が期待されます。また、4拠点研究機関以外の大学や研究機関も研究交流に参加することができます。
21世紀はアジアの時代と言われております。分子科学においても欧米主導の時代を離れ、新たな研究拠点をアジア地域に構築し、さらにはアジア拠点と欧米ネットワークを有機的に接続することによって、世界的な研究の活性化と新しいサイエンスの出現が期待されるのではないでしょうか。事業の進展状況は今後の分子研レターズ紙上や本ホームページ等で随時お知らせして参ります。みなさまのご支援とご協力をお願い致します。


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